変色しにくい結婚指輪
変色しにくい結婚指輪
長く使い続ける結婚指輪。
日本では結婚指輪を日常的に身に着ける人はあまりいないようです。
自宅で大切に保管しておいて、ハレの日などに身に着けるという人が多いです。
毎日身に着けるにせよ、大切な日にだけ身に着けるにせよ、着けたいときに身に着けられるように変色しにくい素材を選びたいものです。
結婚指輪といえば、プラチナとダイヤモンドが定番です。
プラチナが結婚指輪の素材として人気なのは、白銀の輝きがウェディングドレスに似合うというのも理由の1つです。
もう1つの理由は、変色がしにくくゆがみにくいというところがあげられます。
ただしプラチナで作られているから必ずしも変色しない、というわけではありません。
プラチナは単体では柔らかすぎる金属です。
硬さを咥えるために他の金属を混ぜ合わせて結婚指輪を作ります。
国内で販売されているプラチナの結婚指輪は、変色しにくいプラチナで作られています。
しかし海外で流通しているプラチナは、変色しやすい金属が混ぜ合わせられていることもあります。
このためプラチナなのに安すぎる結婚指輪には注意してください。
温泉による結婚指輪の変色
温泉でアクセサリーが変色してしまった、というトラブルはよく聞きます。
プラチナやゴールドは、温泉につけても変色の心配はありません。
しかしプラチナやゴールドの結婚指輪は、混ぜられている金属により温泉につけると変色するおそれがあります。
特に注意しなければなりないのは、銀や銅が混ぜられている場合です。
銀や銅は硫黄や硫化ナトリウムが含まれる温泉につけると、黒く変色します。
もしものときに備えて、温泉に入るときは指輪を外すようにしたほうがよいでしょう。
手作りの結婚指輪の変色にも注意
手作りの結婚指輪であっても、変色に気を付けなければならない、というところは変わりません。
手作りの結婚指輪の場合は素材を指定できるところも多いので、変色が心配な場合はあらかじめ相談しておくとよいでしょう。
工房のスタッフが変色しにくい素材を用意してくれます。
ただし変色しにくい素材はそのぶん価格も高くなりがちです。
価格も含めて相談するようにするとよいでしょう。