月収3ヶ月分の婚約指輪
給料3ヶ月分…
あるダイヤモンド会社のCMで「給料3ヶ月分」というフレーズが流れていました。今はTVをつけても、該当CMは流れていません。40年〜50年ほど前の話になりますので、60代以上の方であれば「ピン」と来るでしょう。
ただ大昔のCMフレーズは、現代でも根強く残っています。中には「婚約指輪を購入する際には、3ヶ月分の月収をかけなければならないのか」と、戦々恐々としていることでしょう。
給料3ヶ月はあくまでも広告のキャッチフレーズ
婚約指輪はダイヤモンドが使われていることもあり、値段も高くなっています。海外高級ブランドの結婚指輪となると、本当に月収3ヶ月分のお値段はしています。しかし正直に「月収3ヶ月分」のお金をつぎ込む必要は、全くございません。あくまでも広告のキャッチフレーズであって、絶対に従わなければならないルールではないのです。
そもそもブランドによっては、月収1ヶ月分のお値段がついている所も少なくないのです。安いところになれば、月収未満のお値段がついている婚約指輪もございます。もちろん「安い」からと、質が悪くなることはありません。
結婚指輪は少しお安め
結婚指輪となると、もう少しお値段は安くなります。7桁台の指輪を当たり前のように扱っている高級ブランドであっても、結婚指輪なら15万円前後で販売しております。値段が安くなっている理由は、仕様によるもの。
婚約指輪の場合は大きなダイヤモンドが使われているため、値段はどうしても高くなります。ダイヤモンドに力を入れているブランドともなれば、月収3ヶ月分どころでは済まされないでしょう。でも結婚指輪となると、ダイヤが使われることはほとんどありません。使われていたとしても、かなり小さいものになるので金額はかかりません。
気合が入るのは分かるけど…
人生が大きく変わるビッグイベントに欠かせない、婚約指輪。最低でも月収3ヶ月分はかけなければという思いは、痛いほどよく分かります。
でも変に気合を入れてしまうと、失敗リスクは高くなるもの。まずはリラックス。ありのままの自分を見せておけば、必ず成功はします。