結婚指輪をつけたまま風呂に入っても大丈夫？
結婚指輪は四六時中つけておきたいからこそ
結婚指輪は、四六時中身に着けておきたいもの。もちろん、風呂に入っている時も片時も手放したくないものです。基本的に結婚指輪は日常的に使うことを前提に作られているため、つけたまま風呂に入っても大丈夫なように出来ています。
ただし気を付けたいのが、使用する入浴剤やシャンプーの種類。成分によっては指輪が変色してしまう恐れもあるので、できるなら外して風呂に入った方が無難と言えるでしょう。
変色リスクが高くなるから基本NG
風呂に指輪をつけたまま入ると変色する理由は、化学反応によるものです。結婚指輪の多くは、プラチナで出来ています。100%プラチナで出来ている結婚指輪なら、シャンプーや入浴剤を使っても大きな変化はないでしょう。しかし市場に出回っている結婚指輪の多くは、合金がほとんど。高級ブランドで購入したプラチナの結婚指輪であっても、数%の割合で他の金属が混ざっているのです。
プラチナに混ざっている他の金属として挙げられるのが、銅と銀。両者は硫化ナトリウムに反応しやすく、黒ずみが発生してしまいます。硫化ナトリウムは入浴剤やシャンプーに含まれている成分の1つ。少量であれば問題はないものの、何回も何回も繰り返せば避けられません。念入りに指輪を洗い流したとしても、ほんの少しだけ残ったら命取りになりかねません。
プラチナ以外の結婚指輪なら大丈夫？
「ではプラチナ以外で作られた結婚指輪なら大丈夫なのか」と問われると、答えは「NO」です。プラチナと同等人気を誇るゴールドの結婚指輪でも、他の金属が混ざっていることがあります。銅や銀が入っているゴールドも少なくないので、指輪をつけたままお風呂に入ると同様の現象が起きるでしょう。
大変心苦しいのですが、結婚指輪を外してから風呂に入ることを強くおすすめします。
外した指輪の管理について
外した結婚指輪は、専用のケースに入れて保管して下さい。近くにケースがなければ、トレイやリングスタンドでも構いません。
一時的だからと脱衣室で外した指輪を置いておくと、紛失のリスクが高くなります。何かの拍子で狭い場所に指輪が落ちてしまったら、後が大変です。
